むとう歯科医院公式ブログ

こんにちは。 相鉄線 緑園都市駅前にある、むとう歯科医院の歯科衛生士　芳野です。 

暑くなったり、ちょっと肌寒いかな…と思う時があったり、寒暖差が激しい日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？ 私は1日3食しっかり食べて、睡眠時間を最低でも6時間確保するようにして、寒暖差に負けず体調を崩さないように心がけていますp(^_^)q 食事と睡眠は健康を維持するためにも大事ですね‼ 

さて、今回のテーマは『定期検診の間隔は何故3ヶ月？』です。 そういえば、どうして3ヶ月なんだろう…と疑問にお思いの方がたくさんいらっしゃると思います。 

その主な理由とは…？ 

①クリーニングをして約3ヶ月後には、お口の中の菌が歯の表面にバイオフィルムという菌のバリアを張られてしまうから。 
定期検診でクリーニングをしていますが、バイオフィルムもしっかりと除去しています。 ですが、3ヶ月後にはお口の中の菌によってバイオフィルムを張られてしまいます。 バイオフィルムは歯ブラシで除去することが出来ません。 バイオフィルムを盾に菌が活動して、むし歯になったり歯ぐきに炎症が起きてしまうのです。 因みに、身近なバイオフィルムといえば排水溝のヌメヌメです。菌の種類は違いますが、完全に除去するにはお掃除が大変ですよね？ 

②歯周ポケットがある場合、約3ヶ月後には菌が後戻りしてしまうから。 
定期検診でクリーニングをする際に、歯周ポケットの中もしっかりと洗浄して菌を追い出していますが、約3ヶ月後には戻ってきてしまいます。 菌が戻ってくると、歯ぐきの炎症がまた復活してしまいます。 

③ブラッシング指導を受けたのに、3ヶ月後には自己流に戻ってしまうことが多いから。 
教わった通りに磨いていたけど、気付かぬうちに自己流に戻ってしまうことがあります。 正しく歯磨きが出来ているか、歯科衛生士にチェックしてもらいましょう。