当院の歯周病治療

当院の歯周病治療は、経験豊富な10名の歯科医師たちが担当しています。どの歯科医師も、これまでに多くの経験を積み、技術を磨いてきました。安心して治療を受けていただけるのではないかと思います。

歯周病が悪化してしまうと、あごの骨が溶けるなど、患者さまのダメージは大きくなります。その場合、あごの骨や歯ぐきを再生する「再生療法」や「歯周外科治療」などを受ける必要が出てきます。しかし、これらの治療は歯科医師なら誰にでもできるわけではありません。歯周病を専門に学び、数多くの治療実績を重ねていることが求められるためです。

その点当院は、神奈川歯科大学と提携しておりますので、高度な治療が必要だと判断された際に大学病院へのご紹介が可能です。より専門的な知識と技術を持つ歯科医師の手で、再生療法や歯周外科治療を受けていただけます。大学病院の歯科医師、そして当院の歯科医師…豊富な経験を持つ者たちで連携を取りますから、難しい治療のご提供が可能になるケースもございます。他の歯科医院などで「歯を抜かなければならない」と言われた方でも、場合によってはその歯を守れるかもしれません。

歯周病の治療で通院しているのになかなか症状が改善しない方、歯を抜かなければならないと言われてしまった方も、どうぞご相談ください。

歯周病は、一度症状が改善しても、歯磨きや生活習慣の変化によって再発してしまいやすい病気です。そうした再発を防ぐべく、私たちはお一人おひとりの患者さまに担当の歯科衛生士をおつけし、歯周病治療後のメインテナンスを行っております。

定期メインテナンスでは、担当の歯科衛生士が歯のクリーニングを行ったり、ご家庭での歯磨き方法について指導したりしています。毎回同じ歯科衛生士が患者さまを担当しますから、お口の中の些細な変化にも気づきやすく、ますますきめ細やかなケアを実現できる仕組みです。

3か月に1回メインテナンスに通われている方の中には、20年以上（※）歯周病の再発がないまま日常生活を送っている患者さまも多数いらっしゃいます。

※2021年現在

メインテナンスの際に当院では、歯に付着したプラーク（歯垢）などの汚れを赤く染める「染め出し」を行う場合がございます。この染め出しの目的は、患者さまへ「この部分が磨けていない」と指摘し、あら探しをするためでは決してありません。「本当は磨いていないのでは？」と疑っているわけでも、もちろんありません。患者さまへ、磨きにくい部分をお知らせする意図で行っています。

もし歯が真っ赤に染まっていたとしても、怒ったりプレッシャーをかけたりすることは絶対にいたしません。歯周病の再発を防ぐには、患者さまのご協力が必要不可欠です。一緒にお口の状況を確認し、再発を防止していきましょう。

歯科医院での処置だけに限らず、ご自宅でのセルフケアもきちんとできるようサポートしています。歯周病でお悩みの方には、より安心してご来院いただけるかと思います。