診療受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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15:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
△:15:00~17:00 休診日:日曜・祝日
※インプラントは第2・4日曜日に診療(月2回)。
矯正は第1木曜日・第3水曜日の午後と第2・4日曜日に診療(月4回)。
詳細は受付スタッフまでおたずねください。
こんにちは。相鉄線 緑園都市駅前にある、むとう歯科医院 歯科衛生士の山口です。
7月になり暑くなってきましたね!
こまめな水分補給を行い熱中症や体調の変化にはお気をつけください。
早速ですが皆さんは《フッ素》と聞いてどんなことをイメージするでしょうか?「歯を強くする!むし歯になりにくくなる!」など様々な事を聞いたことがあるかと思います。
今回はその《フッ素》についてお話します!
皆さんのお口の中にはむし歯のきっかけとなる菌が住んでいます。まずはこのむし歯の菌の特徴についてお話したいと思います。
・菌の集合体のプラーク(歯垢)形成の手助けをする
・歯に直接くっつく
・酸性の環境が大好き
・お砂糖が大好き
・お砂糖を栄養に酸を産生する。
そのため、歯が溶けてむし歯になる。
むし歯の菌は乾燥している環境も好みます。4月に書いたブログ「花粉症とむし歯の関係」もぜひご参照ください。
※ 回遊性を高めるためにこちらのブログページにリンクを貼ります
https://www.mutohshika.jp/blog/20250401
ではどうしたらむし歯菌に負けない歯になれるのでしょうか?
答えは、むし歯菌の活動を抑制する効果のある【フッ素の使用】です!
【フッ素の効果】
①むし歯の菌の酸産生を抑制する
②歯の質を強くする(歯質強化)
③エナメル質を強くし酸に溶けにくくする等が上げられます。
【フッ素の活用方法】
①歯科医院でのフッ素塗布
高濃度のフッ素を歯の表面に塗布する方法
(高濃度の為、3ヶ月に1回の塗布が基本です。)
②フッ素洗口液の使用
(適応年齢:うがいができるようになってから)
フッ素洗口液は液体の為、歯と歯の間、歯と歯茎の間、噛む面等のお口の隅々まで行きわたりやすくむし歯予防効果が高いとされています。
③フッ素が入っている歯磨き粉の使用
約30年ほど前の歯磨き粉に比べ現在の歯磨き粉(90%以上の物)には基本的にフッ素が配合されています。
また年齢によって推奨される使用量とフッ化物濃度が異なる為、下の表(引用元:一般財団法人口腔保健協会)をご参照ください。
またフッ素が入っている歯磨き粉の効果を最大限に発揮させる方法が【イエテボリ法】です!ぜひお試しください。
中でも1番むし歯予防効果が高いとされているのが②のフッ素洗口液の使用です!むし歯予防効果はフッ素塗布が40%に対してフッ素洗口液は60%以上もあるとされています!
特に生えたての歯はむし歯になりやすいと言われています。うがいが難しいお子さんには【フッ素ジェル】をおすすめします!
うがいをする必要がなく、フッ素の停滞性があるので、むし歯予防に効果的です。
いかがでしたか?フッ素の効果を少しでも多くの皆様にご理解いただけたら嬉しいです。
ぜひ習慣的にフッ素を取り入れてむし歯になりにくい強い歯を目指しましょう!
横浜市泉区 緑園都市駅前にある予防中心の歯医者むとう歯科医院でも、3ヶ月に1回のフッ素塗布をさせていただいております。ご希望の方は ぜひお気軽にお申し付けください!最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう!
監修者:武藤 勝
・医療法人社団緑香会 むとう歯科医院 院長
・神奈川県立鎌倉高校 卒業
・神奈川歯科大学 卒業
神奈川歯科大学を卒業後、数年間現場で臨床経験を積み、現在は相鉄線 緑園都市駅前にあ るむとう歯科医院 院長として予防中心の歯科治療を提供。 外来診療だけでなく訪問診療にも力を入れ、地域の患者様の健康をサポートしております。